あかちゃんの便秘
あかちゃんが便秘で困っているというお母さんの話を何度か聞いたことがあります。あかちゃんが便秘になるかどうかは個人差があり、特に離乳食が始まる前の新生児期や母乳・粉ミルクしか飲んでいない時期には便秘になりやすいあかちゃんも多いようです。特に母乳だけを与えている場合、母乳は栄養吸収率が高いために便が少なくなりがちで、こうしたことから排便が毎日おきないこともあります。また逆に粉ミルクに対する反応には大きく個人差があります。これは粉ミルクが牛乳(牛の乳=動物性たんぱく質)から作られているためで、粉ミルクによってアレルギー反応を引き起こし、下痢といった症状になって現れるケースもあります。母乳育児をしている場合ではあかちゃんの便と母親が摂取した食物・飲料は密接に関わりがあります。このため母親が牛乳を飲んだだけであかちゃんの便秘が治ったり、刺激物を摂取することによってあかちゃんの便秘が治ったりすることもあります。
あかちゃんの便秘解消法
あかちゃんの便秘は決して珍しいことではないため、3日1回くらい排便があれば問題なしとする医師や助産師もたくさんいます。しかし一週間排便がなく、あかちゃんの腹部が大きく張っていたり、苦しそうにしているとなると対策を考えなくてはなりません。よくある対処法に腹部のマッサージがあります。母親が優しく腹部を撫で、腸の働きを促すだけで便通がよくなることがあります。マッサージの方法がよくわからないようでしたら、一度訪問サービスをしている助産師さんを家に呼ぶか、もしくは助産院で指導を受けるとよいでしょう。助産院以外でもあかちゃんマッサージの講師を派遣しているところがあります。あかちゃんマッサージの効果は便秘の改善ばかりではありません。夜泣きの改善、食欲増進、赤ちゃんの成長促進効果が得られるとのデータもあります。近年では大きく注目されている分野ですので、書籍も複数販売されています。また公民館などであかちゃんマッサージの指導を行っている自治体もあります。
綿棒であかちゃんの便秘治療
あかちゃんの便秘改善に綿棒やこよりによる浣腸があります。これは昔から用いられていたスタンダードな方法で、現代のおじいちゃん・おばあちゃん世代などが好んで用いていたあかちゃんの便秘解消法です。おじいちゃん・おばあちゃん世代にあかちゃんの便秘の相談をすると10人中8人までがこの方法を勧めてくるでしょう。実際、綿棒やこよりによって肛門を刺激することにより便意を催すことが可能で、即効性もあるため広く用いられていますが、あかちゃん自身が浣腸を嫌がるといった話も聞きます。砂糖水や薄めたリンゴジュースも広く用いられる方法です。病院でも滋養糖と呼ばれている飲み物が使用されており、これは砂糖水よりも体内に吸収しやすいものです。いずれも水分補給による便秘の改善といった効果を得ることができます。このほかの対策としては薬局にあるあかちゃん用の麦芽糖のシロップがあります。麦芽糖が腸内で発酵することによって腸の運動が促進され、排便へと導かれます。薬剤師に相談すると、あかちゃんの身体にも負担がなく効果も期待できるため麦芽糖が勧められるようです。
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最終更新日 2009/07/04/ 20:12:28